• 岡本商店有限会社

  • 長野県下高井郡木島平村大字往郷10-1

  • 営業時間:8:00~17:00

  • 定休日:水・日曜日

国産原料へのこだわり

最近の漬物や惣菜は「中国産」「タイ産」などの野菜が多く使用されています。
岡本商店の漬物原料は、安全・安心を考え全て国産にこだわっています。
野沢菜栽培は、ここ木島平村や野沢温泉村では、毎年12月~3月の間は2~3メ-トルの雪が積もります。
当然、農作物は田畑に雪が積もっている為、栽培できません。
この様な気候風土の関係上、野沢菜栽培の適温に合わせて産地を変えて、安全・安心を考え契約栽培により減農薬にて栽培しています。

・・野沢菜収穫時期・・
長野県産(5月末~12月初)徳島県産(12月初~3月末)山梨県産(3月末~5月末)

水へのこだわり

漬物で一番大切なのは水です。水が良くないと美味しい漬物は作れません。
ここ木島平村は、南に高社山(1351.5m)、東南に高標山(1747.9m)、北は毛無山系と三方を山に囲まれています。
東側にあるカヤの平高原(標高1500m)は、志賀高原と野沢温泉の中間に位置し、秘境と言われる秋山郷にも近い、手つかずの大自然が残る高原です。
高山植物の咲く湿原や、「日本一美しい」と言われるブナの原生林は、映画「阿弥陀堂だより」でも使われる程自然豊かな所です。
そして11月も半ばを過ぎるとカヤの平は大雪によって閉ざされ、翌年の五月頃までほぼ半年間にわたって深い眠りにつくことになるのです。

この大自然がもたらす雪解け水が地中でろ過された、ミネラル豊富で雑菌がほぼ無い伏流水を、地下100mから毎分1000リットル、ポンプで汲み上げ使用します。
またその水を超強力磁力装置ダイポ-ルを通して使用しています。(一般的にはこの水をマイナスイオン水と呼んでいます。)当社では、野沢菜漬を常に塩漬けにして冷蔵庫へ保管しておきますが、この水を使うと変色や劣化が通常の倍ぐらい抑えられ、日持ちすることに気付きました。
水によってここまで違うのかと驚きました。野沢菜が青々しているのはなぜ?と言われますが、着色料は使用せず、ダイポ-ルの水のおかげで新鮮な漬物が製造できます。

野沢菜栽培・収穫

指定契約農家より、安全・安心を考え減農薬にて育てられた国産の野沢菜を使用しております。

野沢菜漬け込み

伝統の味を受け継ぐベテランスタッフにより、縦・横・高さ2mの大きな桶に、野沢菜5kgずつ束ねてにぎり塩にて漬け込みます。野沢菜は太さ、色、味など毎回異なるので、塩の量、重石の数など毎回微妙に変えて漬け込んでいます。

洗浄

雪解け水が地中でろ過されて出来た伏流水を地下100mから毎分約1000L汲み上げ、超強力磁力装置ダイポ-ル(通称マイナスイオン水)を通して野沢菜を洗浄しています。水圧、水流、ブロア-(泡)で付着した異物を取り除き、一株ずつ手で丁寧に洗います。

計量・袋詰め・保管・出荷

安心、安全を考慮し衛生管理の行き届いた工場で、品質、味を確認しながら正確に計量し、1つずつ野沢菜をパッキングしています。品質を保つため大型冷蔵庫(0℃)に保管し、冷却して出荷します。

野沢菜について

野沢菜の歴史

「寺種」と呼ばれる、野沢菜の原種を栽培している健命寺。この寺に野沢菜の由来が伝わっています。京都に遊学した八代目住職が宝暦6年(1756年)に野沢に持ち帰った天王寺蕪が野沢菜の始まりだそうです。
天王寺蕪とは、大阪市が原産の扁平な蕪で、皮、実共に白く、千枚漬にできるほど大型です。それが野沢の雪深い気候で変化したものが野沢菜です。今でも、畑から抜くと根元に蕪がついていますし、日当たりと風通しの良い場所で育てると、元の性質が出てくるのか蕪の部分が随分大きくなります。
植物分類学上から言えば、野沢菜は白菜と同じ十字花科植物で、同科の植物と非常に交配しやすい性質があります。それにもかかわらず「野沢温泉の野沢菜」という品種が定着したのは、周囲を山に囲まれた小盆地の中にあるという地形と、一年のうち数ヶ月も雪に閉ざされる気象条件が理由でしょう。
明治頃、野沢に来る湯治客の分布と野沢菜の栽培圏がほぼ一致していたといいます。何故なら、湯治に来て野沢菜漬を食べた人たちが美味しさに感心し、種をお土産で持ち帰ったからです。全国で栽培されるようになった今、野沢温泉に全国からお客様が訪れるのはお土産の種のせいではないでしょうけど、面白い一致があるものです。

野沢菜の凄い効果

最近でこそ、野沢菜漬けに使われる塩は減っていますが、それでも長期に食べる保存食の野沢菜には塩が欠かせません。そんな塩を使った野沢菜漬を常食する信州は、長寿県と呼ばれます。
これには、野沢菜とお茶の組み合わせに驚くべき発見があったのと無関係ではありません。野沢菜・お茶単独ではその効果が顕著でないのに、組み合わせると、驚くほどの抗酸化力を発揮するという発見が、東北大学教授・農学博士・大久保一良教授の研究によって明らかになったのです。
また、発ガン物質を抑えるには、ビタミンCが効果的で、野沢菜漬にはキュウリの漬物の5倍・ナスの漬物の10倍のビタミンCが含まれています。昭和61年に長井至氏が、ガン予防に最も優れた漬物は野沢菜漬であると発表しました。
また、ヨーグルトと同じ乳酸菌発酵食品でもあります。ナトリウム、カリウム、カルシウムも豊富で、食物繊維や亜鉛も含まれています。様々な栄養素が豊富な野沢菜漬けは、伝統食でもありながら、健康志向の現代人にぴったりの食べ物なのです。

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